こだわりの技術
  ぽるけぴっく=「ヤマアラシ」 仏名:Porc-epic
人間関係は距離関係!?
 人間関係は距離関係だということができます。人間同士がお互いに親しくなるためには「近づく」ことが絶対に必要でしょう。逆に嫌な人間同士が近づきすぎるとお互いに精神的な圧迫感を感じ、それが高じるといさかいが起きます。

■アメリカの精神分析医ベラックは…
 こうした人と人との距離関係をアメリカの精神分析医ベラックは「ヤマアラシのジレンマ」という表現をして、たいへん有名になりました。

”ある冬の日、2匹のヤマアラシは嵐にあいました。
お互いの体を寄せ合って暖をとろうとしたところ、それぞれのトゲで相手の体を刺してしまいます。
でも離れ過ぎてしまうと今度は寒さに耐えられなくなり、凍えそうです。
こうした近寄りと遠ざかりを何度か繰り返しているうちに、お互いに傷つけずにすみ、しかもほどほどに暖めあうことのできる距離を発見しました。―――――”



「パーソナル・スペース」の存在
 このヤマアラシのジレンマの寓話は人それぞれがもっている「パーソナル・スペース」というものの存在を実にうまく表現しているように思います。人間同士お互いに近寄りすぎると極度の緊張感にさいなまれ、それが進むと反撥が起きます。かといって遠ざかり過ぎると精神的に疎外感が生まれたり、違和感を抱いたりしがちです。「いい関係」を保つには、適正な距離をそれぞれがもつことだということができます。

ヤマアラシ指数!
 この距離感覚は接客サービス業、たとえば、美容サロンでの客席の椅子と椅子の間隔、レストランにおけるテーブルとテーブルの間隔といった点にまで大きな示唆を与えてくれます。今一度、ベラックの説に戻ってみます。彼は現代の人間関係の特徴を説明するため、「ヤマアラシ指数」という次のような公式を考案しています。

 ヤマアラシ指数 = 刺戟の数 × 強度 × 接続

たとえばAさんは
10秒間に5人の友人を思い浮かべ、1週間に平均して1回友人と会い、これに要した時間が平均100分だったとします。この場合、ヤマアラシ指数は500(5×1×100)です。

たとえばBさんは
5人の友人を思い浮かべ、平均10回会い、その平均時間は10分、それでも500(5×10×10)という値になります。

 同じ500でも内容が全く異なる場合が生じます。
ベラックはAさんとBさんについて次のように説明しています。
Aさんは友人とゆったりと相対して、深く話し合うことができます。
BさんはAさんと違い、より表面的な人間関係しかもてません。
Bさんは激しい内的緊張に悩んでいて、多くの友人と短時間会うことでかろうじてこの緊張感を抑えています。逆にいうと特定の人間とじっくり膝をまじえて深く話し合うことが出来ない性格なのです。


いい距離で、いい関係に
 ぽるけぴっくはもちろん!お客様といい距離で、ベストな関係をめざします。
わたしたちはお客様に密着して、はじめて心地よいサービスを提供できます。そのため、サービスの内容に一生懸命こだわり、より快適な時間を過ごし、リフレッシュてもらうようにしています。

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